【合格者がコーチ】の医学部学士編入予備校|メディコーチ 読み込まれました

【2026年度最新】島根大学医学部医学科 編入完全攻略ガイド|試験の難易度、倍率、対策方法を徹底解説!

大学の基本情報

大学名:島根大学

所在地・アクセス方法:島根県出雲市塩冶町89‑1 JR出雲市駅からバスで(北口)         約10分 https://maps.app.goo.gl/tobTdHS4Ds3a1yyS7?g_st=al

募集人数:2年次、3年次各学年5名(うち地域枠2名以内/地域枠未充足の場合は一般枠へ振替)


倍率:非公表、約8倍程度、他の国公立医学部と比較して倍率は低めの傾向である。


教育・研究の特色と求める学生像

アドミッションポリシー

医学科では、豊かな心を持ち信頼される医療人になるべく、医の心と十分な知識・技術を学んだ医学士が誕生するよう、入学当初から指導に専念しています。

医療人に必要な人間性を高めるために,社会人としての豊かな教養及び高い倫理観を培い,生命の尊厳や患者の権利と人権尊重の重要性を理解できるような指導を行い,善良な医療人としての総合判断能力の育成をします。

各科目においては、学習の到達目標を明示し、基本的知識と基本的技術を教授すると共に、自学自習を促して高い問題解決能力を育成します。また、科学と情報技術の進歩に対応しそれらを活用できるように、生涯にわたって知的向上を目指す能力を培います。

さらに、患者中心のチーム医療の本質を理解し、その実行に必要なコミュニケーション能力、将来の医療・教育現場での指導能力を培うよう指導すると共に、国際的に活躍できる能力を養うことを目指しています。

特徴

島根大学の特徴は、救急医療に力を入れている点にある。特に附属病院における救命救急センターは、山陰地方で唯一、厚生労働省の評価で「Sランク」に認定されており、地域の中核的な救急医療機関として高く評価されている。初期対応は救急専門の医師が担い、放射線・内視鏡・血管造影などの高度診療が24時間体制で提供されている。

また、2016年には日本初のAcute Care Surgery(外傷初期治療)の講座を中心とした高度外傷センターが設立され、交通事故や重症外傷に対する専門的治療体制を整備した。加えて、CT撮影・IVR・手術が一体化されたハイブリッドERも導入されており、患者の移動を最小限に抑えた即時対応が可能である。これにより、診断から治療までの時間短縮や輸血量の減少といった、質の高い救命医療が実現されている。

さらに、救急医療・集中治療の調整と運営を担う「ECCOC(救急・集中治療調整管理センター)」を院内に設置し、救命救急センター・ICU・総合診療科などとの横断的な連携によって、効率的かつ安全な医療提供体制が構築されている。

教育面でも、救急初療に関する実践的なトレーニングや多職種連携の経験ができる環境が整っており、医学生・研修医が幅広い救急対応スキルを身につけることができる。救急医療を重視する島根大学の姿勢は、地域医療への強い貢献意欲と、教育・研究・診療の三位一体の体制に裏付けられている。



試験の概要

区分

内容

試験科目

英語 自然科学総合問題(化学 生命科学) 面接

試験日程

一次:令和7年8月23日(土)

出願条件

大学(医学科を除く)を卒業、または卒業見込みであること、もしくは学士の学位を有することが求められる。また、出願締切日から過去2年以内に受験したTOEIC L&Rのスコアが600点以上であることが必要。加えて、大学や大学院の教員などからの推薦書(所定様式・厳封)を提出する必要がある。

試験形式

筆記(マーク式&記述式)、面接(個人)

外部試験導入

TOEIC/出願締切日より遡って2年以内のTOEIC L&Rを受験しており,その得点が600点以上の者

推薦書の要否

必ず1通提出が必要で、大学または大学院の指導教員による厳封された推薦書でなければならない(指導教員が不可能な場合は、志願者をよく知る第三者でも可)

成績開示の有無

有 (入学者選抜試験のうち、第1次選抜試験の成績に限り提供します。


出題傾向と対策の方針

📘 英語(第1次試験)

記述・英作文中心の論述式

長文読解1題+自由英作文100字2題が定番となっている

大問は身近なテーマ(文化・自然)から専門的な医学・生物関連まで幅広く出題

※ 『医学英語論文でよく使われる英単語1000』などの医学英語単語帳を活用。『Grammar in Use(中級〜上級)』などで医学文書に出やすい文法を総復習。『New England Journal of Medicine(NEJM)』や『Nature Reviews』などから短めの記事やレビューを選ぶ。テーマごとに、自分の意見を「Introduction – Reason – Example – Conclusion」で構成し、80〜120語程度で練習。円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフ・フローチャートの説明を英語で書く練習。また、TOIECが導入されているため、こちらの対策も十分にし高得点を狙いたい。


🔬 自然科学総合(第1次試験)

化学 構成は大問3題

理論化学:2題
原子・分子の構造
原子の構造や分子の成り立ち、エネルギー準位

化学熱力学
エンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギー

化学平衡
化学平衡、平衡定数

電気化学
酸化還元反応と電気の関係を扱う分野。ネルンストの式:濃度などの条件によって電極電位がどう変化するかを表す式。

反応速度論
反応速度、速度式、活性化エネルギー


有機化学:5問
反応によって生成される有機化合物の構造式を書く。1~2問は高校化学の問題。残りの問題は大学有機化。


※一部高校化学の知識で対応できるが、他の受験者と差をつけるためには大学教養化学まで踏み込んだ学習が必要。おすすめ【理系大学生の定番書 世界一わかりやすい 大学で学ぶ物理化学の特別講座】【単位が取れる有機化学ノート】


※薬学部出身者には有利である一方で、薬学部以外の学部出身者や、大学において本格的に化学を学んでいない受験生が、いきなり有機化学を深く学習するのは非効率となる可能性がある。そのような場合には、まず【単位が取れる 有機化学ノート】のような参考書を用いて、島根大学の過去問を解いたり、香川大学の過去問題を活用し、実践的な対策に取り組むのが現実的である。



生命科学 構成は大問3題

基本的な穴埋め問題
生命科学の教科書的な内容の穴埋め(ここでの失点は避けたい)

②基礎医学に関する問題(穴埋め+記述)
主に、細胞生物学、生理学、生化学、病理学、免疫学などの知識を正確におさえ、得点源とする。

③実験結果の考察問題:高得点は狙いにくいため、丁寧にデータを読み取り、最低限の得点を確保することを目指す。


※全体を網羅できる参考書はないため、それぞれの科目の参考書を使いまとめることが有効。おすすめ【休み時間の免疫学】、【休み時間の感染症学】、【標準生理学】辞書的に使う、【細胞の分子生物学】辞書的に使う。編入予備校のテキストがある場合はそちらを使う。まずは、メディコーチの参考書を使い、基礎知識をつけていくことが先決である。



面接対策

島根大学医学部の学士編入試験では、一次試験(筆記試験)に合格した者に対して、「これまでの研究の概要と、医学の研究、教育あるいは診療への応用に対する抱負」というテーマで800字程度の課題提出が求められる。

面接当日は、まず10分程度でアンケートを記入する。このアンケートには、経歴、志望理由、趣味・特技などが含まれ、記入後すぐに面接が開始される。面接は30分を2回行われ、部屋を移動する形式をとっている。各回で面接官が変わり、視点の異なる質問がなされる。

  • 面接形式:個人、30分、面接官3名


質問

  • 医師志望動機

  • 島根大学の志望理由

  • 今の研究内容を説明せよ

  • これまでの経歴を医師としてどう生かすか

  • 島根の田舎で暮らしていけるか(地域医療適性)

  • あなたが医学部に入学することでどのような利点があるか

  • 「がん」とはどういう病気か説明せよ

  • 自殺したいと言う患者が来たらどう対応するか


合格者の傾向

島根大学の合格者傾向として、3年次編入では薬学部出身者が有利であり、2年次編入では大学で化学を学んだ者が有利である。さらに、TOEIC高得点者も合格に有利に働く

併願例:香川大学、浜松医科大学  

追加合格の有無:追加合格あり


※薬学部出身でTOEICが高得点であれば、島根大学は出願校の有力な候補として検討する価値が高いと言える。



島根県の医療が抱える課題


1.地域間の医療格差と医師の偏在
島根県は東西に約230kmと広大な地形を有し、複数の離島も存在するため、地域による医療格差と医師の偏在が深刻である。
特に県西部や隠岐諸島では、医療機関や医師・看護師が著しく不足しており、さらに開業医の高齢化や後継者不在といった問題も顕著である。一方、県東部の松江市周辺には医療資源が集中しており、県内での大きな偏在を生んでいる。


2.高齢化に伴う医療需要の増加
島根県の高齢化率は全国でも特に高く、2021年には65歳以上の人口が34.7%に達し、2025年には団塊世代がすべて75歳以上となる見込みである。
これにより、救急医療や在宅医療の需要が急激に増加しており、地域医療体制の再構築と強化が急務となっている。


3.緊急搬送体制の脆弱性
地形的な制約により、緊急搬送が困難な地域が存在する。
中山間地や離島では、病院への搬送がフェリーや航空機など限られた手段に依存しており、緊急時に対応の遅れが生じるリスクが高い。


4.社会的孤立と医療アクセスの困難
特に雲南市などの中山間地では、高齢化に伴い地域での孤立が進み、必要な医療にアクセスしにくくなる住民が増加している。
このため、地域住民と医療機関との信頼関係の構築が重要課題となっている。


5.医療のデジタル化と多職種連携の推進
これらの課題に対応するため、島根県では「まめネット」などの医療情報共有システムを活用し、医療のデジタル化と多職種連携を推進している。
遠隔診療や在宅ケアの効率化を通じて、限られた医療資源の有効活用が期待されている。




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