北海道大学 医学部医学科 学士編入|生命科学の看板で、物理と統計が出ます

最終更新: 2026年8月29日
この記事で分かること
- 志願80人前後 → 第1次選抜20人 → 最終合格5人。公表されている3年間、ほぼ同じ形で推移しています
- 第1次選抜は「生命科学総合問題」120分の1本。ただし中身はマクスウェル方程式・流体力学・分子軌道まで入ります
- 統計は、メディコーチが確認した3年度(2022・2024・2025年度)のいずれでも出ています。陽性的中度、ポアソン分布、デルタ法、95%信頼区間、最小二乗法
- 第2次選抜には課題論文(60分)があります。2025年度は「北海道内の医師の地域偏在について800字以内」でした
- 過去問はテレメールの郵送請求だけ。ホームページにも窓口にもありません(資料請求番号956507・180円)
北海道大学医学部医学科の学士編入は、募集5名。第1次選抜は「生命科学総合問題」という1つの試験だけです。
ところが、この試験の中身が名前と違います。マクスウェル方程式から微分形を導く、血管内の粘性流から最大流速を求める、一酸化炭素がヘム鉄に強く結合する理由を分子軌道で説明する。「生命科学」の看板で、大学の物理・化学・数学が出ます。
この記事は、大学が公表している令和9年度の募集要項と3年分の志願状況、そして2022年度から2025年度までの出題を実際に読んだ結果をもとに書いています。数字にはすべて出どころを付けました。
志願80人・第1次選抜20人・最終合格5人。3年間ほぼ同じ形です
北海道大学は「志願状況等」として過去3年分を公開しています。この試験は、段階ごとの人数まで出ているのが特徴です。
| 項目 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|
| 募集人員 | 5人 | 5人 | 5人 |
| 出願者数 | 78人 | 80人 | 82人 |
| 受験者数 | 72人 | 68人 | 72人 |
| 第1次選抜合格者数 | 20人 | 20人 | 22人 |
| 第2次選抜受験者数 | 19人 | 19人 | 19人 |
| 当初合格者数 | 5人 | 5人 | 5人 |
| 入学辞退者数 | 1人 | 1人 | 0人 |
| 追加合格者数 | 1人 | 1人 | 0人 |
| 入学者数 | 5人 | 5人 | 5人 |
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3年間、驚くほど同じ形です。出願が80人前後、受験が70人前後、第1次選抜を通るのが20人前後、第2次選抜に進むのが19人、そして合格が5人。
倍率の読み方は2通りあります。受験者数を最終合格者数で割ると14倍前後。一方で第1次選抜を通れば、19人から5人ですから3.8倍です。この試験は、第1次選抜が最大の関門だと分かります。
もうひとつ。第1次選抜合格者20人のうち、第2次選抜を受けるのは19人です。3年とも1人が来ていません。第1次選抜の発表は9月10日、第2次選抜は10月4日。この間に他大学の結果が出て、抜ける人がいるということです。
そして入学者数はどの年も5人。辞退が出た年は、追加合格で同じ人数を埋めています。
出典: 学士編入学 志願状況等(北海道大学医学部医学科)(2026年8月29日確認)。公表されているのは過去3年分のみで、それ以前の年度は同ページにありません。
第1次選抜は8月、最終合格発表は11月12日。決着まで4か月あります
| 項目 | 令和9年度(2027年4月入学) |
|---|---|
| 募集人員 | 5名(医学科) |
| 編入学の年次 | 第2年次 |
| 出願期間 | 令和8年7月14日(火)〜7月22日(水)17時まで必着 |
| 第1次選抜 | 令和8年8月16日(日) 生命科学総合問題 9:30〜11:30(120分) |
| 第1次選抜結果発表 | 令和8年9月10日(木)10時 |
| 第2次選抜 | 令和8年10月4日(日) 課題論文 10:30〜11:30(60分)/面接 12:30〜 |
| 最終合格者発表 | 令和8年11月12日(木)10時 |
| 判定 | 学力検査・課題論文試験・面接試験および出願書類を総合して判定 |
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出願から最終合格まで4か月かかります。8月に筆記、9月に第1次の結果、10月に課題論文と面接、11月に最終発表。
この日程には利点と難点があります。利点は、春から夏に受けた大学の結果を見ながら第2次選抜に臨めること。難点は、11月まで結果が出ないことです。他大学の入学手続の期限と重なる可能性があります。
なお発表は本学部の公用掲示板とウェブサイトで行われ、受験者には郵送で通知されます。電話での問い合わせはできません。
出典: 北海道大学「令和9(2027)年度 北海道大学医学部医学科学士編入学(第2年次)学生募集要項」(PDF)および入試情報(北海道大学医学部医学科)(2026年8月29日確認)。出願前には必ず最新の募集要項をご確認ください。
第1次選抜が最大の関門で、そこを通れば3.8倍です。いまの学力から、8月の120分で何を取り切れるようにするのか。医学部学士編入を突破したコーチが、あなたの状況をうかがったうえで計画をご提案します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
「生命科学総合問題」という名前ですが、生命科学だけではありません
第1次選抜は「生命科学総合問題」120分の1本です。2022年度から2025年度までに、実際に出された内容を分野ごとに並べます。
| 分野 | 実際に出された内容 |
|---|---|
| 物理 | 真空中のマクスウェル方程式の積分形から微分形を導く/電荷・電流のない真空中の平面電磁波について波動方程式が成立することを示す/トリチェリの実験(水銀柱の高さの差を求める/両端が開いた管では液面がどう下がるか)/血管内の血液の定常粘性流(半径rの流管の最大流速、単位時間あたりの血流体積)/氷面上の物体が静止するまでの初速度と時刻/円弧状の曲面を滑り落ちた質点の最低点での速度と垂直抗力 |
| 化学 | ヘム鉄と一酸化炭素(鉄(Ⅱ)イオンの電子配置/酸素配位で6配位になったヘム鉄の3d軌道/COが炭素原子で配位し直線型結合を取る理由を分子軌道で/COがO₂より親和性が強い理由)/Dietericiの状態方程式(臨界圧力・体積・温度を求め、無次元変数で書き換える)/酢酸とエタノールのエステル化平衡/アンモニア水の電離度からpH/緩衝液のpH(酢酸と水酸化ナトリウム、そこへ塩酸を加えたとき)/鈴木-宮浦カップリング(触媒金属と、従来法より優れている点)/不斉有機触媒(リスト博士とマクミラン博士のノーベル賞の受賞理由を説明)/ホウ素の混成軌道とルイス酸性/アミノ酸の鏡像異性体とトリペプチドの構造異性体 |
| 生物 | Nernstの式を記して各パラメーターを説明/イオンチャネルと膜電位/伝達物質の放出量と受容体数が増減する機構/小胞体からのカルシウム放出の生理機能/電子伝達系(グルコースの酸化と酸素の還元の半反応式/長距離電子移動が迅速かつ一方向に起こる機序)/血糖調節とグルカゴン/ヘキソキナーゼIVのKmが高いことがインスリン分泌で重要な理由/EcoRVによるDNA加水分解の反応機構を図示/CRISPR/Cas9が普及した理由を他技術と比較 |
| 統計 | (次の章で詳しく書きます) |
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「生命科学」という名前から想像する範囲を、明らかに超えています。マクスウェル方程式、波動方程式、分子軌道、状態方程式。いずれも大学の教養課程で学ぶ内容です。
ただし、題材は医学につながっています。流体力学は血管の中の血液、分子軌道は一酸化炭素中毒、Nernstの式は膜電位。物理や化学を、体の中で起きていることの説明として使わせるのがこの試験の形です。
メディコーチによる北海道大学医学部医学科の学士編入学試験の分析です。2022年度から2025年度までの出題を、設問を1つずつ読んで整理しました。大学が公表した資料ではありません。科目ごとの割合は出していません。分類を目で確かめたところ、化学や生物の設問が数学の塊に混ざっている箇所があり、科目別の数字としては使えないと判断したためです。過去問そのものは著作権の関係で掲載していません。
統計は、メディコーチが確認した3年度のいずれでも出ています。しかも医療のデータをそのまま計算させます
北海道大学の出題で、年度をまたいでいちばん安定しているのが統計です。2022・2024・2025年度の3年度で、いずれも出ています。
| 年度 | 出された内容 |
|---|---|
| 2022年度 | 母比率の両側検定で検定統計量z₀をnとpで構成する/両側有意水準5%・n=300のときの検出力を標準正規分布表から求める/検出力80%以上に必要な標本サイズを求める |
| 2024年度 | 感度90%・特異度80%・有病割合0.01のときの陽性的中度を有理数で求める/簡易検査と精密検査(10,000円)を組み合わせた戦略の費用効率を比べ、簡易検査の費用上限を求める/副作用3件がポアソン分布に従うときの発生割合の標準誤差(小数第5位まで)/平方根変換後の分散をデルタ法で求める/95%信頼区間の下限を求める |
| 2025年度 | 旧検査法と新検査法の散布図を描く/換算式 ŷ=cx の係数cを最小二乗法で求める/偏微分の式を示して、ŷ=a+bx の係数a・bを求める |
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これは生命科学の参考書には載っていません。検出力、デルタ法、ポアソン分布、最小二乗法。医学統計や疫学の教材を、別に1冊用意する必要があります。
そして題材が実務そのものです。「簡易検査と精密検査を組み合わせたとき、簡易検査にいくらまで払えるか」という設問は、検査の費用対効果をそのまま計算させています。数字を出すだけでなく、その数字が意思決定にどう効くかまで問う形です。
有効数字や桁の指定も細かく付きます(小数第5位まで、小数第2位まで、小数第一位まで)。手を動かして最後まで出し切る訓練が要ります。
メディコーチによる北海道大学医学部医学科の学士編入学試験の分析です。2022年度から2025年度までの出題を、設問を1つずつ読んで整理しました。統計の表に載せたのは2022・2024・2025年度で、この3年度ではいずれも統計が出ています。過去問そのものは著作権の関係で掲載していません。
答えさせ方は計算47%・論述38%。選択式はほとんどありません
2022年度から2025年度までの出題を、設問を1つずつ、答えさせ方で分けた割合です。
| 答えさせ方 | 割合 |
|---|---|
| 計算 | 47% |
| 論述 | 38% |
| 小論文 | 5% |
| 用語説明 | 4% |
| 選択式 | 3% |
| その他 | 3% |
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計算と論述で85%です。選択式は3%しかありません。マークシートで確率的に拾える点が、ほぼないということです。
論述の中身も特徴的です。「COがO₂よりヘム鉄への親和性が強い理由を分子軌道の比較から」「触媒を用いると反応速度が大きくなる理由」「DNAが遺伝情報伝達物質として進化的に選ばれた理由」。知っていることを使って、理由を組み立てさせる設問が並びます。
そして作図もあります。典型的な細胞と細胞小器官の図を描いて役割を説明する、EcoRVによるDNA加水分解の反応機構を図示する、散布図を描く。文字だけで答える試験ではありません。
メディコーチによる北海道大学医学部医学科の学士編入学試験の分析で、2022年度から2025年度までの出題を設問を1つずつ読み、答えさせ方を判定して割合を集計したものです。
第2次選抜には課題論文があります。テーマは北海道の医療でした
第2次選抜は課題論文(60分)と面接です。同じ日に、10:30から課題論文、12:30から面接という並びになります。
2025年度に出された課題論文のテーマは、次のものでした。
北海道内の医師の地域偏在について自分の考えを800字以内で述べる。
60分で800字。医学の知識を問うものではありません。北海道という土地の医療について、自分の考えを持っているかが見られています。
これは準備できる部分です。医師の地域偏在は、統計と政策の両方で語れる話題です。北海道は面積が広く、都市部と地方の距離が大きい。数字を1つか2つ手元に持ったうえで、自分の経歴とどうつながるかを書けるようにしておけば、60分で800字は十分に届きます。
そしてこの準備は面接にもそのまま使えます。同じ日の午後に面接があり、判定は「学力検査・課題論文試験・面接試験及び出願書類を総合して」行われます。午前に書いたことと午後に話すことが食い違わないようにしてください。
課題論文のテーマは、メディコーチによる北海道大学医学部医学科の学士編入学試験の分析によります。第2次選抜の構成と判定の方法は「令和9(2027)年度 学生募集要項」(PDF)によります(2026年8月29日確認)。
繰り返し出ているテーマは、この本のこのページで潰せます
複数の年度にまたがって出ているテーマを抜き出し、それが標準的な参考書のどこに載っているかを突き合わせました。
ライブ講義 大学生のための応用数学入門マクスウェル方程式p.71・208波動方程式p.110
マクマリー有機化学 上触媒p.299・303・314電磁波p.416・433
ブルース有機化学 上触媒p.252・282-283・324・562電磁波p.692-693
マクマリー一般化学 下化学平衡p.295-300ページ番号は本に印刷されているページです。「参考書を1冊やる」ではなく「この30ページをやる」に落とせるのが、この表の目的です。
ここに応用数学の本が入っているのが、この大学の特徴を表しています。マクスウェル方程式と波動方程式は、生命科学の参考書には出てきません。そして統計はこの表にも入っていません。別に用意してください。
参考書の索引と本文を照合して作成しています。版によってページがずれることがあります。お手元の本の目次と索引でご確認ください。
過去問は郵送請求だけ。ホームページにも窓口にもありません
北海道大学の過去問は、資料請求サービス「テレメール」経由の郵送請求のみで入手できます。ホームページでの公開も、窓口での閲覧も案内されていません。
| 資料 | 資料請求番号 | 料金 | 受付・発送 |
|---|---|---|---|
| 過去問題 | 956507 | 180円 | 2027年3月31日まで受付/2026年6月3日から発送開始 |
| 学士編入学学生募集要項 | 956506 | 180円 | 2026年7月15日まで受付/2026年6月9日から発送開始 |
| 募集要項+過去問題のセット | 956508 | 215円 | 2026年7月15日まで受付/2026年6月9日から発送開始 |
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セットで215円です。別々に頼むと360円なので、両方が要るならセットのほうが安くなります。
支払いはPayPay・携帯キャリア払い・クレジットカード・コンビニなどから選べます。通常配送は発送から3〜5日後(土日祝を除く)で、追加200円で追跡サービス付きの1〜2日後配送も選べます。
ここで注意したいのは受付期限の違いです。過去問題は2027年3月31日まで受け付けていますが、募集要項は2026年7月15日まで。出願期間が7月14日から22日なので、募集要項を頼めるのは出願期間が始まった直後までしかありません。
過去問題の発送開始は6月3日です。第1次選抜は8月16日。6月上旬に頼めば、2か月以上を過去問に充てられます。
出典: 学士編入学 資料請求(北海道大学医学部医学科)(テレメール経由。2026年8月29日確認)。資料請求番号・料金・受付期限は変わることがあるため、請求前に必ず大学のページでご確認ください。
過去問が郵送でしか手に入らない大学は、動き出しの早さがそのまま差になります。いつ請求して、何から解くのか。統計をどの教材で埋めるのか。実際にその試験を突破したコーチが、逆算した予定をご提案します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
合格した人は、どのくらいの期間をかけているか
医学部学士編入の合格者アンケート(14名)から見えた数字です。北海道大学に限った数字ではありませんが、この試験の相場としてお使いください。
| 項目 | 実際の回答 |
|---|---|
| 合格までにかかった年数 | 1年 3名/2年 7名/3年 2名 |
| 受験時の立場 | 社会人 6名/大学卒業後 4名/大学在学中 2名/大学院 2名 |
| 推薦書を提出したか | 提出した 11名/提出しなかった 1名 |
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北海道大学のように4分野に広がる試験を受けるかどうかは、出願先の組み方そのものに関わります。この点について、具体的な回答が寄せられています。
別の大学に合格した方(受験科目を広げた経緯)
もともと大学受験では物理と化学を選択していましたが、物理には苦手意識があったため、医学部編入試験では生命科学と英語を中心に対策しました。しかし、2科目で受験できる大学に絞った受験では最終合格に至ることが難しかったため、3年目からは受験科目を4科目に広げ、受験地域も全国へと拡大しました。その結果、最終的に合格を得ることができました。
別の大学に合格した方(出願先の選び方)
編入試験は併願が可能なだけに、多くの大学を受ける人がいらっしゃると思うのですが、テストの難易度や入学のしやすさには段階的なばらつきがあるように思います。①選択科目、②試験形式、③選抜人数の3つに絞って自分の強みが活かせる大学を選択するのがいいと思います。
この3つの軸でいえば、北海道大学は①物理・化学・生物・統計まで広い ②計算と論述で85% ③募集5名という大学です。科目の広さを武器にできる人に向いています。
メディコーチが実施している医学部学士編入の合格者アンケートより。ご本人の許諾を得たうえで、お名前を伏せて掲載しています。
よくある質問
Q. 北海道大学の学士編入の倍率はどのくらいですか。
A. 2026年度は出願78人・受験72人に対して、第1次選抜合格が20人、最終的な合格が6人(当初合格5人+追加合格1人)でした。受験者数を最終合格者数で割ると12倍です。ただし第1次選抜を通れば、第2次選抜受験19人から5人なので3.8倍になります。公表されているのは過去3年分のみです。
Q. 第1次選抜は何科目ありますか。
A. 「生命科学総合問題」の1科目で、令和9年度は8月16日の9:30〜11:30(120分)です。ただし名前と中身は一致しません。実際にはマクスウェル方程式から微分形を導く問題、血管内の粘性流から最大流速を求める問題、分子軌道から一酸化炭素の結合を説明させる問題などが出ています。
Q. 統計はどこまで必要ですか。
A. 検定統計量の構成、検出力、必要な標本サイズ、陽性的中度、ポアソン分布、デルタ法、95%信頼区間、最小二乗法と偏微分まで出ています。生命科学の参考書には載っていない範囲なので、医学統計や疫学の教材を別に用意してください。
Q. 第2次選抜では何をしますか。
A. 課題論文と面接です。令和9年度は10月4日で、課題論文が10:30〜11:30(60分)、面接が12:30〜です。2025年度の課題論文は「北海道内の医師の地域偏在について自分の考えを800字以内で述べる」でした。判定は学力検査・課題論文試験・面接試験および出願書類を総合して行われます。
Q. 過去問はどこで手に入りますか。
A. 大学が案内しているのは資料請求サービス「テレメール」経由の郵送請求だけです。ホームページでの公開や窓口での閲覧の案内はありません。資料請求番号は過去問題が956507(180円)、募集要項が956506(180円)、セットが956508(215円)です。過去問題の発送開始は2026年6月3日なので、早めに請求しておくと演習の時間が取れます。
まとめ
- 志願80人前後 → 第1次選抜20人 → 最終合格5人。公表されている3年間ほぼ同じ形です
- 第1次選抜が最大の関門。そこを通れば3.8倍になります
- 第1次選抜は「生命科学総合問題」120分ですが、マクスウェル方程式・流体力学・分子軌道まで入ります
- 統計は、メディコーチが確認した3年度(2022・2024・2025年度)のいずれでも出ています。生命科学の参考書には載っていない範囲です
- 答えさせ方は計算47%・論述38%。選択式は3%しかありません
- 第2次選抜には課題論文(60分・800字)があり、2025年度は北海道の医師の地域偏在がテーマでした
- 過去問はテレメールの郵送請求のみ。発送開始は6月上旬、第1次選抜は8月中旬です
北海道大学は、科目の広さがそのまま関門になっている試験です。生命科学だけを積み上げてきた人には届きません。一方で物理・化学・数学に土台がある人には、第1次選抜で抜け出せる余地が大きい試験でもあります。
メディコーチのコーチは、全員が医学部学士編入の合格者です。物理・化学・生物・統計をどの順番で、どこまで持ち上げるのか。課題論文に何を書くのか。同じ試験を通った人間が、あなた専用の計画をご提案します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
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