【2026年度最新】滋賀医科大学医学部医学科 編入完全攻略ガイド|試験の難易度、倍率、対策方法を徹底解説!

大学の基本情報
大学名:滋賀医科大学
所在地・アクセス方法:滋賀県大津市瀬田月輪町 JR瀬田駅からバス約10分https://maps.app.goo.gl/DVAiGzcdentWNYwb8?g_st=al
JR「神戸」駅または神戸高速鉄道「高速神戸」駅で下車し、北へ徒歩15分で到着することができる。また、市営地下鉄「大倉山」駅を利用する場合は、北へ徒歩5分でアクセス可能である。
募集人数:15名程度
倍率:約10倍前後(年度により変動)
教育・研究の特色
滋賀医科大学は、生命科学・基礎医学・基礎科学の分野における研究活動を積極的に推進しており、学術的な探究に力を入れている点が特徴である。また、編入生や再受験生の割合が比較的高く、多様な背景をもつ学生が在籍していることも特色である。
地域医療に関する授業や講演も実施されており、大学として地域医療の推進に取り組んでいる姿勢がうかがえる。特に滋賀県内の僻地では医師の確保が課題となっており、総合診療医として地域に貢献できる人材が求められている。現在、総合診療は医療界における重要なテーマの一つとなっており、注目を集めている分野である。
さらに、滋賀医科大学に限らず、外科系や循環器内科などの重労働を伴う診療科では深刻な人手不足が続いている。そのため、こうした診療科を志望し、説得力のある志望理由を持つ受験生は、若干ながら有利に働く可能性もある。
求める学生像
近年、生命科学の分野は著しく進歩し、医学に関する知識量は膨大となり、また新たな学問分野も生まれつつ ある。一方 、医学・医療 に対する社 会のニーズは 多様化し、 医学・医療の みならず、生命科学、福祉、国際医療等、様々な分野において、有能な人材が求められている。このような状況の中、本学の理念に基づき、医療人に必要な学識・能力・技能を修得する素養を持ち、医学の修得に真摯に、また熱意を持って取り組む、次のような人材を求めている。
1.医学の修得に必要な幅広い基礎学力と応用力を有する者
2.十分なコミュニケーション能力を持ち、協調性や他者への思いやりのある者
3.大いなる好奇心を持ち、自ら考え自ら解決する気概のある者
4.地域医療に深い関心を持ち、特に滋賀県の医療に貢献する意欲を持つ者
5.国内外における医学・医療研究の実践及び発展のために、生涯を通じて真摯に取り組む者
入学者選抜の基本方針
「求める学生像」に沿った人材を選抜するために、一般選抜(地域医療枠を含む)、学校推薦型選抜(地元医療枠を含む)、第2年次学士編入学試験を行っている。地域医療枠、地元医療枠では、滋賀県の医療に情熱を持って従事しようとする者を望んでいる。
試験の概要
区分 | 内容 |
試験科目 | 英語、総合問題、小論文、個人面接 |
試験日程 | 一次:9月20日 二次:10月21日(例年) |
出願条件 | 学士取得(見込み)、年齢制限なし、外部試験スコアなし |
試験形式 | 筆記(マーク式/記述式)、面接(個人) |
配点(目安) | 総合問題200点、英語100点 |
外部試験導入 | TOEIC/TOEFL:無 |
推薦書の要否 | 有(大学所定フォーマット) |
成績開示 | 有(→ある場合は③に記載) |
出題傾向と対策の方針
🔬 生命科学
1次:高校生物や大学教養教育修了程度の生命科学(細胞生物学・分子生物学・生化学・遺伝学・生理学・免疫学)、マーク
2次:実験問題(細胞生物学・分子生物学・生理学・免疫学)、記述
対策
メディコーチ生命科学テキスト
*人体の細胞生物学も勉強する。口頭説明形式での勉強や白紙でのアウトプット練習が効果的である。
📘 英語
出題形式:医学・生命科学系英文読解、要約、語彙問題など
特徴
英文量多め、専門語彙の理解が望ましい
対策
TOEFL教材
*テーマ別英単語帳でリーディング力強化後、過去問を10年分時間内演習。NatureのNews and ViewsやNewsを気分転換がてら読む。Nature Podcastも通学中に聞く。人に依るが音読も非常に有効。
✍ 小論文
対策
『医系小論文最頻出論点20』
『世界一わかりやすい医学部小論文・面接』
『医学部の小論文』
*時間内に多く記述できるように、手書きで記述の訓練をするとよい。
🪂 物理(出題がある大学のみ)
問題傾向:幅広い範囲から出題される、計算が複雑な問題が多い
『物理のエッセンス(力学・波動)』『マーク式基礎問題集』
対策
『物理のエッセンス(力学・波動)』『マーク式基礎問題集』
時間の制約があったため、理解しにくい部分は一度飛ばして後で取り組む方法を採用。重要項目の理解を優先する。数学と似ており、各パターンの解き方を覚えると良い。
🧪 化学(出題がある大学のみ)
問題傾向:有機、無機と幅広い範囲が出題される
対策
高校化学の『リードα』のC問題までを繰り返し演習する
*時間があればD問題まで取り組むのが望ましい。基礎、標準、発展を段階的に強化。有機の一部と理論では数学のように各パターンの解き方を系統的に覚え、有機と無機の暗記では系統的に覚える作業に取り組むと良い。
📊 統計
対策
KALSテキストなど(当時は実戦シリーズ)を繰り返し演習することで、パターン暗記に取り組む。
➕ 数学(当時は統計学)
頻出分野:高校レベル〜大学レベル
問題傾向:微分積分、行列、統計
対策
『大学への数学』
『初めから学べる大学キャンパス・ゼミ』
*小問集合形式の出題である。一問一問はそこまで重くないが、スピード感が重要。
面接対策
面接形式:個人、15分程度、面接官3名
よくある質問例
・医師の志望動機は何か
・滋賀医科大学の志望理由(特徴)を教えて
・卒業後の計画を教えて
・チーム医療についてどう思うか、自身の考えを述べよ
・医師の働き方改革が進んでいますがどう考えるか
・入学後に自分の強みをどのように活かしますか
・最後に一言あるか
ポイント
過去と将来像の一貫性と自分の強み(語学力・留学経験・研究経験・ボランティアなど)を具体的に伝えること。一人で練習し過ぎると不自然になるので、他の人との自然な受け答えの練習をすると良い。また、滋賀医科大学は面接点があるわけではなく、A,B,Cなどといった評価スタイルであるため、筆記試験勝負の大学である。
合格者の傾向
・多様な経歴(理系学部卒・理系修士卒・研究職・研究医志望・薬剤師・獣医師・海外大学卒など。文系は少なくなっている印象。)
学士編入の併願例:高知大学、弘前大学
追加合格:有り
滋賀県の医療が抱える課題
1. 医師・急性期病床の不足(特に湖北・湖西地域)
滋賀県では、湖北・湖西地域を中心に医師数および急性期病床の不足が深刻である。特に救急・急性期対応が十分に行えない状況が続いており、夜間や休日の医療体制の脆弱さが課題となっている。医師の地域偏在も顕著であり、県内における医療アクセスの格差が大きな問題である。
2. 高齢化の進行と在宅医療需要の増加
2024年時点で滋賀県の高齢化率は27.2%であり、2045年には35.5%に達すると推計されている。高齢者の増加に伴い、在宅療養や回復期ケアの需要は急速に高まっている。しかしながら、訪問診療や訪問看護、在宅リハビリを担う人材の確保や体制整備が追いついておらず、地域全体での対応が求められている。
3. 地域包括ケア体制の未整備
在宅医療や介護を支える地域包括ケア体制については、県内各地域で整備状況に大きな差が存在する。中山間地域や人口減少地域ではサービスの提供が限られており、地域包括支援センターの機能や多職種連携の取り組みにもばらつきが見られる。医療と介護の機能分化および連携体制の構築が急務である。
4. 医療・介護人材の確保と定着の困難
医師や看護師に加え、介護福祉士やリハビリ専門職など、多様な人材の確保が困難な状況にある。特に若手人材の県外流出が顕著であり、地域に定着するための支援策の充実と、働きやすい環境の整備が求められている。
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