大阪大学 医学部医学科 学士編入|倍率6.6倍・出題の51%は計算問題

最終更新: 2026年8月28日
この記事で分かること
- 令和8年度は受験66人に対して合格10人。倍率6.6倍で、医学部学士編入としては入りやすい部類だと分かります
- 物理と化学が独立科目なのは大阪大学の大きな特徴です。過去問を分解すると半分が計算問題でした
- 過去問で繰り返し出ているテーマが、どの参考書の何ページに載っているかまで一覧にしました
- 過去問は公式の郵送請求(1年分)と有志の無料公開(6年分)で、合わせて7年分にあたれます
- 英語は試験がなくTOEFL/TOEICの換算です。受験を決めてからでは間に合いません
大阪大学医学部医学科の学士編入は、募集人員10名。医学部学士編入では最大級の枠です。そして倍率も、この試験としては低い部類に入ります。
ただし「入りやすい」とは言えません。物理と化学が独立した科目として課されるのは、医学部学士編入を実施する大学のなかでも大阪大学だけに近い形です。生命科学を中心に準備してきた人が、そのままの配分で受けると足りません。
この記事は、大学が公表している令和9年度の募集要項と入試実施状況、そして実際の出題を分解した結果をもとに、何がどれだけ問われるのかを整理したものです。
令和8年度は受験66人に対して合格10人。枠の大きさが効いています
大阪大学が公表した令和8年度の実施状況です。
| 項目 | 令和8年度 |
|---|---|
| 入学定員 | 10人 |
| 志願者数 | 75人 |
| 受験者数 | 66人 |
| 合格者数 | 10人 |
| 入学者数 | 10人 |
→ 横にスクロールできます
受験者数を合格者数で割ると6.6倍です。医学部学士編入では志願倍率が20倍を超える大学が珍しくないなかで、これはかなり低い数字です。理由ははっきりしていて、10名という枠の大きさです。5名募集の大学が多いなかで、合格者数が倍あります。
ただし募集要項には、選考の結果によっては募集人員にかかわらず合格者を出さないことがある旨が記されています。10名は目安であって、毎年10名が受かる保証ではありません。逆に上限でもありません——2025年度は11名が合格しています。
出典: 大阪大学「令和8年度学部編入学及び学士入学試験実施状況表(令和8年4月1日現在)」編入学・学士入学(大阪大学)(2026年8月28日確認)
物理と化学が独立科目。設問の51%は計算問題でした
第1次試験の科目は物理学・化学・生命科学・英語です。多くの大学が「生命科学」または「自然科学総合問題」という1つの枠で出すのに対し、大阪大学は物理と化学をそれぞれ独立させています。
| 科目 | 3年分の割合 |
|---|---|
| 物理 | 39% |
| 化学 | 34% |
| 生物 | 25% |
| 小論文 | 2% |
→ 横にスクロールできます
物理と化学だけで全体の約7割を占めます。生物は4分の1です。生命科学中心の勉強のまま大阪大学を受けると、点の取りどころを外します。
| 出題の形式 | 割合 |
|---|---|
| 計算 | 51% |
| 論述 | 27% |
| 選択式 | 8% |
| 用語説明 | 4% |
| 小論文・資料読解・英文和訳 | 4% |
| その他(作図・記号選択など) | 7% |
→ 横にスクロールできます
半分が計算問題です。覚えているかどうかではなく、立式して最後まで解き切れるかで差がつきます。また長文を読ませる設問は全体の7%しかありません。英語論文を読ませる大学とは、必要な力がまるで違います。
物理は「範囲を絞れない」。年度ごとに大問が丸ごと入れ替わります
物理を分野ごとに分けると、こうなりました(割合は物理の中での比率です)。
| 分野 | 割合 | 出た年度 |
|---|---|---|
| 電磁気 | 27% | 2023年度/2025年度 |
| 力学(万有引力・天体) | 19% | 2023年度/2025年度に集中 |
| 力学(振動・振り子) | 19% | 2024年度のみ |
| 波動・光(干渉と回折) | 16% | 2024年度のみ |
| 力学(運動方程式・保存則) | 14% | 2023年度/2024年度 |
| 剛体・摩擦ほか | 4% | 2023年度 |
→ 横にスクロールできます
この表の読み方で大事なのは、縦の合計ではなく横の並びです。振り子は2024年度だけ、波動・光も2024年度だけ、天体力学は2025年度に集中しています。他の年度はゼロです。
つまりその年に出た大問が、その分野の設問を丸ごと持っていく構造です。大問1本が10問前後の小問に分かれているため、大問を1つ落とすと一気に失点します。
実際に何が問われたか
年度ごとの中身は次のとおりでした。
| 年度 | 出された大問の中身 |
|---|---|
| 2023年度 | 地表から鉛直に打ち上げた質点の運動方程式 → エネルギー保存 → 円軌道投入速度 → 角運動量保存を使った仰角の議論。あわせて電磁気で、磁気単極子が存在しないことを表す式、直線電流と円電流のベクトルポテンシャル、アンペール則、ローレンツ力 |
| 2024年度 | 極座標での振り子の運動方程式 → 球面振り子(球面座標・保存量の証明・軌跡が8の字を描くかの判定)。あわせてヤングの二重ピンホール干渉 → 単スリット回折 → 円形開口回折 → バビネの原理。さらに剛体(慣性モーメントの導出、すべりなし転がりの条件、摩擦によるエネルギー散逸) |
| 2025年度 | 太陽と地球のラグランジュ点を一気に求めさせる大問。万有引力と遠心力の釣り合い → 近似計算でL1・L2・L3の位置を求める → 図に座標を書き込む → L1点まわりの安定性の考察まで |
→ 横にスクロールできます
いずれも大学教養課程の物理です。極座標・球面座標での運動方程式、ベクトルポテンシャル、ホイヘンスの原理からの回折の積分。高校物理の範囲では手が出ません。そして2025年度のラグランジュ点のように、誘導に乗って最後まで計算し切る力が要ります。
化学の3分の1は量子化学。高校化学の延長では通用しません
化学を分野ごとに分けると、こうなりました(割合は化学の中での比率です)。
| 分野 | 割合 | 出た年度 |
|---|---|---|
| 量子化学・結合論 | 33% | 2023/2024/2025年度(毎年) |
| 物理化学(熱力学・平衡) | 12% | 2023/2024/2025年度 |
| 物理化学(反応速度) | 12% | 2023/2025年度 |
| 有機化学(合成・反応機構) | 12% | 2023/2025年度 |
| 酸・塩基 | 11% | 2024/2025年度 |
| 有機化学(実験操作) | 6% | 2023年度のみ |
| 有機化学(構造・性質) | 6% | 2024/2025年度 |
| 溶液・濃度と気体の計算/電気化学/機器分析 | 8% | 2023/2024/2025年度 |
→ 横にスクロールできます
量子化学がいちばん多い分野です。実際に出されたのは、シュレーディンガー方程式を境界条件から解いてエネルギー準位を求める問題、ℓ=1の球関数から2px・2py・2pz軌道の角度成分を導く問題、メタンの正四面体構造とs軌道の寄与25%という条件からsp³混成軌道の係数を決定する問題、直鎖ポリエンを箱の中の電子とみなしてHOMO-LUMO遷移の波長を求める問題です。
物理化学も本格的です。逐次反応A→I→Pの微分方程式を立てて積分形速度式を求め、そのうえで定常状態近似が成り立つ条件(速度定数k₁とk₂の大小関係)まで答えさせています。熱力学では化学ポテンシャルを使って平衡定数を導き、圧力依存性からルシャトリエの原理が成り立つことを説明させました。
見落とされがちな「実験操作」
2023年度には、還流装置と蒸留装置の概略図を描き、器具の名前を書かせる問題が出ています。あわせて、酢酸エチルの精製で炭酸ナトリウム水溶液や塩化カルシウムが何を除去するのかを答えさせ、反応が完全に進んだ場合の理論収量を計算させました。
これは参考書を読むだけでは埋まらない部分です。学生実験で実際に器具を組んだ経験がある人は書けますが、文系出身の方や実験から離れて長い方は、ここで手が止まります。有機化学の教科書の実験の章に一度目を通しておいてください。
生物は満遍なく。実験データを読んで字数指定で書かせます
生物の分野の内訳です(割合は生物の中での比率です)。
| 分野 | 割合 | 出た年度 |
|---|---|---|
| 分子生物学・遺伝 | 18% | 2023/2024/2025年度(毎年) |
| 免疫・感染症 | 16% | 2023/2024年度 |
| 内分泌・発生・生殖 | 12% | 2024/2025年度 |
| 細胞周期・がん | 12% | 2024/2025年度 |
| 細胞生物学(細胞骨格・接着・細胞移動) | 12% | 2025年度のみ |
| 神経・感覚 | 10% | 2023/2025年度 |
| シグナル伝達 | 8% | 2023/2024年度 |
| 代謝・生化学ほか | 12% | 2023年度 |
→ 横にスクロールできます
物理・化学と違い、生物は特定の分野に偏りません。細胞生物学から感染症まで、どこが出てもおかしくない状態です。
ただし出題の作りには一貫した型があります。実験の図やグラフを見せて、そこから何が言えるかを字数指定で書かせる形です。
| 年度 | 出された題材 | 書かせ方の例 |
|---|---|---|
| 2023年度 | Hechtの光子検出実験(ロドプシンとGタンパク質共役受容体)、コラーゲンのエキソン構造と遺伝子進化、新型コロナウイルスの感染経路 | 網膜で吸収される光子数を有効数字1桁で算出/エキソンのサイズが54・108・162塩基であることから遺伝子進化の仕組みを160字以内 |
| 2024年度 | 成長ホルモンとIGF1のノックアウトマウス、細胞周期とp53、フリーマーチン、飛沫感染とエアロゾル感染 | マスクが感染を減らす2つの機序を200字以内/フリーマーチンの不妊機序を150字以内 |
| 2025年度 | 細胞骨格とアクチンフィラメント、細胞移動と接着斑、報酬予測にかかわる脳部位の神経活動 | アクチン安定化薬を塗った熱傷の治癒予測を50字以内/実験結果から脳部位の役割と生物学的な利点を100字以内 |
→ 横にスクロールできます
50字・60字・100字・150字・200字。字数の指定が細かく、しかも短いものが多いのが特徴です。知っていることを全部書くと入りません。問われたことだけを、指定字数でまとめる訓練が要ります。
もう一つ見ておきたいのは、2023年度の新型コロナウイルスの設問です。「クラスターが発生しやすい場所を3つ挙げて理由を100字以内」「食事の際の感染対策を5つ挙げてそれぞれ20字以内」といった、その時期の社会的な話題をそのまま出す形が採られています。
メディコーチが2023〜2025年度の出題を設問単位に整理し、同じ試験が重複して入っているものを取り除いたうえで集計したものです。どの分野にも当てはめられなかったものは3%で、上の表では「その他」に含めるか省略しています。過去問そのものは著作権の関係で掲載していません。
物理と化学に、生命科学とは別の時間を確保できていますか。いまの理解度から、どの科目に何時間を割り当てるべきかは人によって変わります。大阪大学に合格したコーチが、あなたの状況をうかがったうえで配分をご提案します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
繰り返し出ているテーマは、この本のこのページで潰せます
複数の年度にまたがって出ているテーマを抜き出し、それが標準的な参考書のどこに載っているかを突き合わせました。
新版微分積分2極座標(物理・数学)p.12・14・68・75・138
考える力学(兵頭俊夫)極座標(物理・数学)p.109・113・136・184・188万有引力・重力場p.14・16・35・60-61・106
力学(戸田盛和)遠心力・回転座標系p.59・210・217
応用数学(岡本和夫)積分(力学の計算で使う)p.38・40・55・57・59・61
ライブ講義 大学生のための応用数学入門微分方程式p.66・70-71・80・109
マクマリー一般化学 上混成軌道p.105-108反応速度(定常状態近似の前提)p.261-264・267-268
マクマリー有機化学 上混成軌道(有機の視点から)p.12・15・17・27
ブルース有機化学 上ベンゼン・芳香族p.378・583・717
マクマリー有機化学 中芳香族の合成経路p.527・529・532・534・543・577ページ番号は本に印刷されているページです。「参考書を1冊やる」ではなく「この30ページをやる」に落とせるのが、この表の目的です。
繰り返し出ているテーマについて、メディコーチが参考書の掲載ページを調べてまとめたものです。版によってページがずれることがあります。お手元の本の目次と索引でご確認ください。
小論文は医学知識ではなく、読んで書く力を見ています
第2次試験は小論文と面接です。過去に出された小論文の題材は次のとおりでした。
| 年度 | 題材 | 書かせ方 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 児童虐待が脳の構造に与える永続的な影響 | この問題に今後どう取り組むべきかを1000字以内で述べる |
| 2024年度 | mRNAワクチンの開発の経緯 | なぜ研究者がmRNAの分解を「金の卵」とみなしたかを400字以内で述べる |
| 2024年度 | 同上 | 新しい医薬品開発において重要な要素を考察する |
→ 横にスクロールできます
いずれも与えられた文章を読ませたうえで、自分の考えを書かせる形です。医学の知識量を問うものではありません。文章の論点を正確につかみ、字数の中で筋を通せるかが見られています。
2024年度の「金の卵」の設問は、文章に書かれていることを読み取れているかを直接確かめる問いです。自分の意見を書く前に、まず本文の内容を正確に押さえる必要があります。
英語は試験がありません。受験を決めてからでは間に合いません
第1次試験の英語は、試験を実施しません。TOEFLまたはTOEICのスコアを、医学科が定める換算式で得点化します。
つまり、出願した時点で英語の点数はもう決まっています。スコアレポートは出願書類なので、スコアがなければ出願そのものができません。
出願期間は2026年6月1日から6月5日です。TOEFL iBTは受験からスコア確定まで日数がかかります。受験する年の春に動き出しても間に合いません。前年のうちに目標スコアを確保し、残りの時間を物理・化学・生命科学に充てられる状態を作ってください。
過去問は7年分にあたれます。医学部学士編入では恵まれた大学です
医学部学士編入の過去問は、大学によって入手のしやすさが大きく違います。窓口で閲覧するしかない大学や、そもそも開示していない大学もあります。そのなかで大阪大学は、入手しやすい部類に入ります。
① 大学へ郵送で請求する(公式)
大阪大学医学部は過去問題冊子を郵送請求で配付しています。返信用封筒と「入試過去問題請求願」を同封して請求します。請求できるのは直近1年度分で、2027年度実施分は2027年4月初旬から配付開始予定と案内されています。
② 有志が公開している過去問を使う(大学非公認)
大阪大学医学部の学士編入試験については、有志のボランティアが過去問をインターネット上で無料公開しています。大学の学内団体ではなく、大学当局とも関係のない取り組みです。
| 科目 | 公開されている年度 |
|---|---|
| 物理 | 2017〜2022年度 |
| 化学 | 2017〜2022年度 |
| 生命科学 | 2017〜2020年度(2022年度は一部) |
| 小論文 | 2017〜2022年度 |
| 英語 | 原則非掲載(外部試験に移行したため) |
→ 横にスクロールできます
公開元: HandaiMedGakushiInfo/kakomon(GitHub)(2026年8月28日確認)。大阪大学以外に著作権のある部分は処理済みとされています。
公式で直近1年分、こちらで過去6年分。合わせて7年分の実物にあたれます。
合格した人は、過去問をどう手に入れているか
医学部学士編入の合格者アンケートでは、次のような回答が寄せられています。
滋賀医科大学に合格した方
滋賀医科大学まで過去問を閲覧しに行くことが難しかったため、フリマサービスで5年分の過去問を購入しました。受験を決めてから本番まであまり時間がなかったので、科目ごとに優先順位をつけて取り組みました。
鹿児島大学に合格した方
鹿児島大学は過去問がHPで公開されており、これをもとに模範解答を自ら考察、webで調べるなどして作成しました。また、その他の大学の過去問はメルカリなどで購入することができましたので、積極的に利用しました。
浜松医科大学に合格した方
過去問はあればあるだけ多くの年を解いたほうがいいと思います。編入試験は、あまり市販の参考書などはないため、過去問が最高の問題集と思います。受ける予定のない大学でも傾向や問題が似ていたら、その大学の過去問を解くことをお勧めします。
メディコーチが実施している医学部学士編入の合格者アンケートより。ご本人の許諾を得たうえで、お名前を伏せて掲載しています。
過去問は手に入れて終わりではありません。どの年度から解くのか、模範解答のない問題をどう扱うのか、どこまで深追いすべきなのか。実際にその試験を突破したコーチが、使い方から一緒に組み立てます。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
出願から合格発表までの日程
| 項目 | 令和9年度(2027年度入学) |
|---|---|
| 募集人員 | 10名 |
| 編入年次 | 2年次 |
| 出願期間 | 2026年6月1日(月)〜6月5日(金) |
| 第1次試験 | 2026年7月4日(土) |
| 第1次合格発表 | 2026年7月16日(木) |
| 第2次試験 | 2026年7月25日(土) |
| 最終合格発表 | 2026年8月12日(水) |
| 第1次の科目 | 物理学・化学・生命科学・英語(TOEFLまたはTOEICを換算) |
| 第2次の科目 | 小論文・面接 |
→ 横にスクロールできます
出典: 大阪大学医学部「令和9年度医学部医学科学士編入学試験 学生募集要項」入試情報(大阪大学医学部)(2026年8月28日確認)。出願前には必ず最新の募集要項をご確認ください。
合格した人は、どのくらいの期間と費用をかけているか
医学部学士編入の合格者アンケート(14名)から見えた数字です。大阪大学に限った数字ではありませんが、この試験の相場としてお使いください。
| 項目 | 実際の回答 |
|---|---|
| 合格までにかかった年数 | 1年 3名/2年 7名/3年 2名 |
| 受験時の立場 | 社会人 6名/大学卒業後 4名/大学在学中 2名/大学院 2名 |
| 推薦書を提出したか | 提出した 11名/提出しなかった 1名 |
| 受験にかかった総額 | 中央値 約83万円(16万円〜299万円) |
→ 横にスクロールできます
目を引くのは推薦書です。14名中11名が提出しています。大阪大学の要項で推薦書が必須かどうかは年度により扱いが異なるため必ず要項でご確認いただきたいのですが、推薦書は書いてもらう相手の都合があり、直前には用意できません。出願の数か月前から動く必要がある項目です。
費用の中央値83万円には、受験料・遠征の交通費と宿泊費・教材費・指導料が含まれます。複数校を併願すると、試験日ごとに現地へ行くことになるため、受験そのものよりも移動と宿泊が積み上がります。
よくある質問
Q. 大阪大学の学士編入は、他大学と比べて入りやすいですか。
A. 令和8年度は受験66人に対して合格10人で、受験者ベースの倍率は6.6倍でした。志願倍率が20倍を超える大学もあるなかでは低い数字です。ただし物理と化学が独立科目という点で、必要な準備量は他大学と異なります。
Q. 物理と化学は、どのレベルまで必要ですか。
A. 過去の出題には、大学教養課程の力学(極座標を使う運動、万有引力、回転座標系)や、物理化学(混成軌道、反応速度、ギブズエネルギー)が含まれます。高校範囲では届きません。
Q. 英語の試験はありますか。
A. ありません。TOEFLまたはTOEICのスコアを換算式で得点化します。出願にスコアレポートが必要なので、スコアがない状態では出願できません。
Q. 過去問はどこで手に入りますか。
A. 大学へ郵送請求すると直近1年度分が入手できます。あわせて、有志が2017〜2022年度分をインターネット上で無料公開しています。合計で7年分にあたれます。
Q. 推薦書は必要ですか。
A. 年度により扱いが異なるため、必ず最新の募集要項でご確認ください。なお医学部学士編入の合格者アンケートでは、14名中11名が推薦書を提出しています。
まとめ
- 令和8年度は受験66人・合格10人(6.6倍)。枠が10名と大きいことが効いています
- 物理と化学が独立科目で、両者で全体の約7割。設問の51%が計算です
- 繰り返し出ているテーマは、標準的な参考書の特定のページに集中しています
- 小論文は医学知識ではなく、読んで筋を通す力を見ています
- 英語はスコア提出。受験を決めた年から始めても間に合いません
- 過去問は公式1年分+無料公開6年分=7年分にあたれます
大阪大学は、枠の大きさと過去問の入手しやすさという2点で、挑戦しやすい試験です。一方で物理・化学の負荷は他大学より重く、いつ何から手を付けるかで結果が変わります。
メディコーチのコーチは、全員が医学部学士編入の合格者です。いまの学力から、どの科目をどの順番で、どこまでやるのか。同じ試験を通った人間が、あなた専用の計画をご提案します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
関連記事

愛媛大学 医学部医学科の学士編入|合否は2次だけ...
大学別対策
2026年08月28日

金沢大学 医学類の編入|募集5名の中身は3つの枠...
大学別対策
2026年08月28日

群馬大学 医学部医学科 学士編入|「小論文」に英...
大学別対策
2026年08月29日

滋賀医科大学の学士編入|募集15名、倍率は5年で...
大学別対策
2026年08月28日

秋田大学 医学部医学科の学士編入|倍率は公表され...
大学別対策
2026年08月28日

富山大学 医学部の学士編入|英語の論文を読んで日...
大学別対策
2026年08月29日

島根大学 医学部医学科 学士編入|入口が2つ。英...
大学別対策
2026年08月29日

北海道大学 医学部医学科 学士編入|生命科学の看...
大学別対策
2026年08月29日
もっと見る
